天の岩戸

高千穂は神話のふるさと。
さっそく高千穂神社、天岩戸神社にお参りした。

その中で、一番印象に残ったのが、ここ、天安河原(あまのやすがわら)。

天の岩戸神社の境内を通り過ぎて、川沿いの林の中の遊歩道をしばらく歩いていくと、
天安河原にたどり着く。


神話によると、天照大神(アマテラスオオミカミ)が須佐之男命(スサノオノミコト)
の乱暴振りを怒って岩に隠れてしまったとき、さあ困ったどうしようかと
八百万の神々が集まって相談した場所だという。


石を積み上げて願い事をすると、願い事がかなうと言われており、
たくさんの石が積んである。

歩いてきてここに立ち止まったとき、はっとした。
この場所全体に、静寂に満ちた、すがすがしく、そして重たい雰囲気があったから。


     積み上げられている無数の石、石、石・・・・


一瞬、果てのない賽の河原に立っているような感覚に襲われて、鳥肌が立った。

実際、鳥居をくぐって中に入ってしまうと、そうでもないのだが。

高千穂では、毎晩、高千穂神社で観光用の神楽(かぐら)を上演している。
毎晩、ということは、毎晩それなりの人数の客が見に来るということだろうか?

私たちも夕食を食べた後、宿泊客たちで見に行った。
笑えるものもあって、面白かった。

こういうものが目の前で見れるとは、うれしい。

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